施工時の注意

無垢フローリング 施工時の注意事項

無垢フローリングは生きていますので、設計構造・施工方法によっては膨張・収縮により、暴れ・反り・突き上げ等が起こる可能性がありますので、下記の注意点を必ず守ってください。
適切な施工をしてご使用ください。なお、開梱後・施工後の苦情・返品・交換には応じられませんのでご注意ください。また、無垢の為に色柄の違いはあります。

1.開梱

開梱後、必ず一週間以内に施工してください。
無垢の材料は生きていますので、余りに放置されるとそり等が起こりますので適切に施工してください。

2.換気口の有無

床下の換気が十分でない場合は、施工後に狂い(暴れ・反り・突き上げ・床鳴り)等が発生する恐れがありますので、換気口を法令順守して作ってください。
※建築基準法施工令:外壁の床下部に、壁長さ5m以下毎に、300㎡以上の換気口設置

3.乾燥下地材

下地に使用する大引き・根太・捨て貼り合板などは、全て乾燥材(含水率15%程度)を使用してください。
根太は45mm角以上を使用し、根太のピッチは300mm程度にしてください。

4.捨て貼りの使用

必ず、12mm以上の耐水性合板を使用してください。

5.多湿気の場所には要防水

特に湿気が多い場所では、根太と捨て貼りの間に防水シート等の処理を施してください。

6.針・接着剤

必ず釘・接着剤を併用してください。接着剤は根太用接着剤を使用してください。
(木工用ボンドは使用しないでください)

7.納まり

フローリングと壁の間は、膨張を考慮して3~5mm程度取り、ドアー掃き出し・敷居の納めは必ず隙間を取り、コーキング処理をしてください。